お知らせ
2024年05月04日
リチウム電池発火事故のお話
先日、古紙の回収作業中に収集車の火災事故が発生しました。
原因はリチウム電池が段ボールの中に混入したことによるものです。
買い換えた古い照明器具を段ボールに入れて集積場所に排出。
収集業者が段ボールに混入していたリチウム電池に気がつかず
積み込んだ際、リチウム電池に強い衝撃と圧力がかかり
収集車の中で発煙、発火しました。
車両から中身(古紙)をすぐに取り出し消火したため
大事には至らずでしたが、もし収集車のガソリンに引火すれば
大惨事となる極めて危険な出来事でした。
万一、同様の事故が発生した際の対処法を消防署に確認したところ、
通報から消防車が到着するまでの7分~8分間にできる初期消火が
大切だと教わりました。
初期消火は中身(古紙)を取り出し火種を消す事ですが、必ずしも、
中身(古紙)を収集車から出せる広い場所で事故が起きるとは限りません。
モバイルバッテリーと小型家電に内蔵されているリチウム電池は
家電量販店や区役所に設置された「小型充電式電池リサイクルボックス」
に出してください。
集積場所に出すことはできません。
このような事故を防ぐためにも、「段ボールは必ず畳んで」
お出しくださいますようよろしくお願いいたします。